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2010年2月25日木曜日

亀田ファンはこれを読め!ジョー小泉のひとりごと・・・あのランダエタ騒動を語る・・・

こんばんわ。

ジョー小泉のひとりごと・・・

皆さんはご存じだろうか?

さすがに、専門家の中でも、キャリアのあるジョー小泉。

周りを納得させる言葉が並ぶ・・・・







私の中の亀田騒動整理
8月2日、リングサイド(ランダエタ・コーナーの真下1列目)での私の採点はこうだった。
亀 8・・9・・・・9・99 114
ラ ・99・9999・9・・ 113

翌日の各スポーツ紙のいわゆる本社採点は、
日刊 114―113 亀田(最終回は亀田のラウンド)
サンスポ(矢尾板氏)114-113 ランダエタ
報知(石松氏) ランダエタ7点差(117-110か)
スポニチ(浜田氏)114-113 ランダエタ
翌々日の報知(福留氏)115-113 亀田
石松氏の意見を除き、あの試合がクロスゲームであった点では一致している。

テレビ、新聞、週刊誌などからインタビューやコメントを求められたが、すべて断った。仮に私が正論を述べても、「あなたは亀田のマッチメーカーだから、亀田の肩を持っているのでしょう」と一蹴されただろう。それはロープを背にして打ち合うようなものだ。亀田バッシングの嵐の中で、冷静な議論がなされる雰囲気がないように思えた。だから沈黙を保った。

亀田騒動がほぼおさまったいま、私の中で今回の問題を整理してみたい。

(A)亀田、ランダエタのどちらが勝者か

(B)亀田が生意気だ、嫌いだ
とは別問題である。騒動は論理性を欠き、感情論に走りすぎていたように思う。

また(A)亀田、ランダエタのどちらが勝者か

(B)亀田は大口を叩いてきたのに初回のダウンはふがいない
とは別次元の問題である。予告通りKOで勝てなかったからといって、(A)の問題を即、亀田の負けと断ずるのは論理的に矛盾がある。

(D)亀田が2-1の判定で勝った今回の裁定に不服である
から
(E)ボクシングの勝敗決定機構(採点基準)がおかしい
と判断するのは、論理の飛躍である。亀田の負けとアンケートに答えた人たちの中で一体何%が採点基準を十分に理解したうえで意見を述べたのだろう。私はアイススケートやシンクロナイズドスイミングや体操の評価点がよくわからない。それはその競技を見慣れていないためだろう。見慣れている人はその採点基準が分かるようだ。今回、アイススケートなどを見る場合の私のようなレベルしか理解度のないような観客、視聴者が(A)の問題で発言しすぎたのではないか。

(D)亀田が2-1の判定で勝った今回の裁定に不服である
からといって
(F)WBAは亀田寄りだった
とWBAの中立性を否定することには大いに疑問がある。
WBAが王座決定戦の勝者(亀田またはランダエタ)に贈呈するため、チャンピオン・ベルトを事前にJBCに送付したのは日本側の要請のためだ。そのリクエストはプロモーターから依頼され、私がWBA本部に出した。WBAが亀田が勝った場合にその父親にもベルトを贈呈すると決めたのには、2つの理由がある、と私は思う。第一に、WBAの中枢国、日本でそれほどセンセーションを巻き起こしている亀田親子のベルトを目指す成長ストーリーに対し、WBAは好意を示した。第二に、亀田のWBA契約書のファイトマネーは挑戦者としては破格の50万ドル(6000万円)で、WBA承認料はその3%、すなわち1万5000ドル(180万円)だった。挑戦者のミニマム(最低)WBA承認料は1500ドルだから、その10倍にあたる。デラホーヤやホプキンスでさえ承認料を出し渋る時代に、このファイトマネー額申請、ひいては承認料支払いはWBAにより評価されたはずだ。WBAはその評価をもう1本ベルト進呈という形で表現したのだろう。亀田が負ければ、JBCの事務所に次のWBA王者誕生まで保管すればいい話だ。WBAがベルトを2本用意したからといって、WBAと亀田陣営や協栄ジムの癒着を憶測するはおかしい。WBAが判定を操作したとか書いたメディアがあったが、そんなことはあり得るはずがない。

テレビの解説に問題があったのではないか。元世界チャンピオン3名を批判する積りはないが、現行の採点基準に則した解説をしなければいけない。有効なクリーンヒットは攻勢(手数)に優る採点基準である。亀田のボディプローの有効性を評価せず、ランダエタの亀田のガードの上を打っている手数を評価していては、視聴者はそのコメントに誘導される。テレビやメディアは、元世界チャンピオン=専門家として意見を求め、解説を依頼するのだろうが、採点基準(あるいはその傾向、趨勢)を勉強していないものが解説すると、試合の印象が誤った方向へ導かれる。今後、解説者にはJBCで採点基準について事前にベテラン・ジャッジ(森田健氏、あるいは内田正一氏)にレクチャーを受けることを勧めたい。「各ラウンドは独立した採点単位であり、前のラウンドの差の大小は次のラウンドの振り分けに影響しない」という基本線を銘記しないと、いまの世界戦の解説はできない。

あまりに亀田バッシングの勢いが激しいので、「あれは亀田の勝ちだ」とか「あれだけ接戦だったから亀田の勝ちも許容できる」という意見を出せない雰囲気ができてしまった。万機公論に決するならば、反論にも耳を傾ける必要がある。今回、反論(亀田の勝ちという意見)は押しつぶされてしまった感がある。非論理の濁流に長くボクシングを見てきたファンの声は押し流され、次元の低い憶測や根拠のない想像が日本中をかけめぐった。

私は別に亀田というひとりのボクサーを擁護するのではない。ボクシングの尊厳が今回の騒動で汚されたことを遺憾に思う。ボクシング界、長年改良を続けてきた採点方法、WBAすべてが貶められた。二度あることは三度ある、という。台風が過ぎ去ったら、次の災害のために対策をするのが賢明な措置だ。日ごろから採点基準の一般への啓蒙を図るとともに、ボクシング界において判定騒動が起きた場合、それを説明し沈静化する広報部門を設けるべきかもしれない。ボクシング界には説明責任があるはずだ。
(8-17-06)









さすがや。さすがの小泉や。


管理人は、政治家の小泉はどうかと思うが、このジョー小泉さんの親父ギャグも、どうかと思う一人であるが・・・

やはり、亀田騒動、採点基準というものを見る側が、勉強しなければならないな。


それにしても、興毅VS内藤で、スポーツ誌が内藤を指示しているのに、疑問を感じる。


あの試合は、興毅の完勝だったのだが・・・


最後に一言いわせてくれ。

















ボクシングなめたらあかんほうがええよ・・・

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