こんばんわ。昨日は、仕事の合間に、名古屋の国際会議場にいってきた。
まずは、岐阜の児玉卓郎VS安田幹男の戦い。
これは、大場が返上し、空位になった日本バンタム級のベルトを懸けての戦い。
まずは、安田が入場。そして、帽子をかぶった児玉が入場。
児玉が帽子をとった瞬間に、このカリスマ管理人は嫌な予感がした・・・
なぜならば、まるで、ホーストに腕を折られた時のジェロムレバンナみたいな
短髪で金髪になっていたから・・・
児玉はなんか動きが遅いように見えた。
そして、1R開始・・・
いきなり、頭も振らずに、打ち合いに挑む児玉・・・
ちょっと、動きが遅いような感じがする・・・
そして、安田はジャブをうちつつ様子をみていたが、それでも児玉が強引に右ストレートを狙って
踏み込んでいく・・・観客席から見ていても、児玉が右ストレートを狙っているように見えたが・・・
そうすると、安田の左フックが直撃・・・
フラフラの児玉・・・
この瞬間にもう、駄目だなと思ったな。
それでも、フラフラになりながらも、前に出る児玉だが、あきらかに、足がおぼつかない。
結局、ダウン。ここで、とめてもいいかな?なんていうぐらいふらついていた・・・
そして、2Rで、ストップ・・・
あの1Rの安田の左フック一撃で勝負あったっていう感じがするな。
児玉は金髪にしたことにより、負けたような気もする・・・
そして、安田の勝利者インタビューが・・・安田「今まで、悔し泣きはいっぱいありましたけど、嬉し泣きは初めてです!」そして、あとは記憶が少しあいまいだが、子供を二人リングにあげ、無理矢理褒めさせ、そして、奥さんに感謝の弁を述べた安田・・・
この時、カリスマ管理人は、児玉を応援していたので、なんだか、ムカついてきて、
安田の礼儀正しさに怒りがこみ上げてきた・・・
いちいち、頭を四方に下げてんじゃねえよと。
それで、どっかで聞いたようなセリフ言いやがって、馬鹿野郎・・・
なんて、腐ったことを考えてしまった・・・
反省、反省・・・
だけど、安田も、もうちょい気の聞いたことを言わなければな。
先日の大毅も勝利者インタビューで、21年間生きてきて、一番嬉しいですと・・・
そのセリフは岩崎恭子のセリフが、めぐりめぐって、大毅の脳内に出てきてしまったんだろう。
この時も、俺は、どっかで聞いたことがあるようなセリフだなああああと、感じてしまった。
やはり、オリジナリティーを出さなければ、スーパースターにはなれないなと、思うな。
大毅は3階級制覇するけどな・・・
そして、安田が泣きながらインタビューをうけていた・・・
そんな時、いきなりあの男が現れた・・・
そう、怪物であり、穴王者とこけにされた、名城信男・・・幹男に信男で同じ男同士で、感じるものがあったのか、名城は安田を祝福したあと、リングでいきなり号泣しはじめた・・・何があったのだろうか?やはり、命を懸けた戦いの中に何か感じるものがあったのだろう・・・先日、名城基金でこのカリスマブログでもとりあげたばかりだが、名城信男・・・
あんた、漢だぜ・・・
そして、大場浩平VSエリックバルセロナ
エリックバルセロナは71戦ものキャリアを誇り、あの名古屋では、有名な中野博にKO勝ちしたこともある選手。今回は、72戦目・・・それで、KO負けなしだとさ。
結構、タフな選手なんだろうなと、思いながら見ていた。
大場浩平、入場の時は、すごい目つきで完全に自分の世界に入り込んでいる感じで入場。
はじまってみると、エリックバルセロナがとにかく、手数が多く、一発のパンチはないと思われるが、とにかくねちっこい男であるということが、判明・・・
1Rから、10Rまで、結局、ねちっこい、細かい手数を出しまくりのエリックバルセロナ。
大場の左ボディや右ボディ、顔面へのアッパー、顔面への右ストレートが結構入ったが、深刻なダメージは与えられず・・・
結局、エリックバルセロナがとにかくねちっこい男であるということが強調された試合だったと思う。
有効打では、大場の方が的確だったが、大場もいまいち詰め切れないし、僅差の判定に見えた・・・
そして、結果は・・・
判定10R3-0で大場の勝利!
97ー94
97ー95
97ー93
うん、負けなくてよかった。やはり、エリックバルセロナはなかなか強かったと思う。
もしくは、大場がたいしたことないのか???
そんなこんなで、勝利者インタビューでは、大場が、パンチのダメージなのか?今日の試合どうでしたか?と聞かれ、ええっと・・・ええっと・・あれです。あれですよ・・・ええっと・・・・ええ~~と、
あれです。そう、あれなんです。笑・・・
ちょっと、朦朧としてたのか?
と、思いきや、マルコムツニャカオが突然、入場してきた。
そして、次戦はツニャカオと対戦するとの発表が・・・
大場は、本当に知らされていなかったらしう、えっ?あ、あ、そうなんですか・・・
という、感じだった。
以上。
PS
それにしてもよお、日本って、ボクシングあんまり、人気ないんだなと、痛感してしまった。
あの観客の入り・・・名古屋の星でありスターであってもよさそうな大場浩平が出場するというのに、
空席は結構あったな・・・
あれじゃあ、駄目だぜ。超満員で、入りきらないぐらいの状況でないとよ。
やっぱり、カリスマ性のある男が出てこないとな・・・
何が選手の個性を殺しているか・・・これはさ、俺から言わせてもらえば、ボクシングジムの体質みたいな部分もあると思う。選手としても、本当は自由奔放な発言をしたい・・・
ただ、昔からのボクシング業界のしきたりというか、へたなことを言ってはいけない・・・みたいな雰囲気・・・それが、選手を委縮させ、予定調和は発言しかできないように、追い込まれてるわけだな。ボクシング業界も本気で、人気を回復させようと思ったら、試合後のマイクパフォーマンスをガンガンやるようにすすめなければならないな。
そこらへん、亀田家のように、おいおい・・・というような発言やパフォーマンスは痛快だ。
大毅にいたっては、カラオケや、作詞作曲の歌まで披露してくれるというサービス精神満点の男だ。
そこらへんをだな、ボクシング業界は、少し亀田家の後悔しないで今を生きつつ夢を追う・・・
ここらへんを取り入れないと、ボクシング業界はマニアだけしかよってこないだろう・・・
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